オンラインコワーキングスペースっぽいツールって何だろう?

コロナ禍によりトラビレも多分に漏れず貸し会議室利用減とドロップイン利用者減により売り上げががっつり減りました…が、アルバイトもお休みにしてもらったり月額利用者も誰も辞めず残っているのでなんとか生き長らえております。

この時期でも「みんな来て!来て!」って言うのは簡単ですが、例えばそうやって来た不要不急の(善意の)利用者が運んできた新型コロナによってトラビレが利用できなくなったら、ココをホームオフィスとして使っている方には致命的。流石にそれは避けたい。そんな “来て欲しくない” けど “来て欲しい” っていう葛藤の中でなかなか施設の宣伝はし辛く、日々どうしようかなーって思案してます。

ここで(マネタイズはともかく)原点に立ち返って、コワーキングスペースに何が求められてるのかっていうのを考えたんですが、「ワークスペース」としての側面と「コミュニティスペース」としての側面があると思うんですね。この「コミュニティスペース」としての利用ならオンラインにある程度は代替できるのでは、と思って今月頭からいろんなツールを使ってみてました。

“Remo”

「リモ」じゃなくて「レモ」らしい。remoの中の人にチュートリアルやってもらいました。remo conferenceとremo virtual officeの2つのサービスを展開してて、どっちもコワーキングスペースにいる感じも出せてめっちゃ良い。ただし有料。普段使いには割りに合わないと感じてTrial Villageのルーム(?)は14日の無料トライアルを経て閉鎖。ただ有料のイベントやるときには使っても良いなーと思いました。

“WhereBy”

以前これの前身となるapper.inは使ってたんですが、他の地方コワーキングスペースが使ってるって読んで、再度気になりました。ルームを作ってあとは誰でもウェルカムってのも悪くないんですが、無料だと4人限定だしそもそもzoomライクなチャットツールなので気の合わない人同士が繋がったら何となく気まずいですよね。ただこれも使い方次第ではめっちゃ良い。

“Dabel”

昔「セカイカメラ」を作った人が作ったiPhoneアプリ。PCのアプリもAndroidのアプリもなく、iPhoneアプリしかない音声配信ツール。最近これでいくつか配信してみたんですが、次世代のラジオって感じが面白い。これでトラビレの環境音を流して…っていうのも面白いのか?うまくイメージがつかない。

“spatial.chat”

面白いツールがどんどん出て来るなあ。いまのところこれが最適。一番コワーキングスペースっぽい。画面共有とかテキストチャット、ファイルの受け渡しなどは一切できないけど、とにかくログインは簡単だし、人との距離によって音量が増減するのは距離感を感じることができるのが面白い。こういうゆるい繋がりがコワーキングスペースだと思う。

チャットツールに限らず最近はやたらにいろんなサービスを使ってるので、また紹介します。今時は、場面場面でいろんなツールをマルチに使うのがベターなのかもね。

shibata

shibata

Trial Village代表。
いち個人事業主として日々奮闘してます。

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