手筒花火
手筒花火(てづつはなび)は、1メートルほどの竹筒に火薬を詰め、それを人が抱えながら行う花火である。手筒花火は、打ち上げ式ではなく吹き上げ式の花火で、その火柱は大きいものだと10数メートルにもなる。 愛知県豊橋市の吉田神社が手筒花火の発祥の地とも、豊川市の進雄神社が発祥の地ともいわれる。豊橋市のある愛知県東三河地方、および静岡県の遠州地方西部で特に盛んである。
今月15日、5~6年ぶりにVRではなく本物の手筒花火を揚げました。
やっぱり本物は熱いですね!
ここ数年VR手筒ばっかりやってると、本物もそんなに熱くないんじゃないかと錯覚してましたが、やっぱり熱かったです!
当日は一日中雨で、手筒を揚げる頃には体の芯まですっかり冷えてたんですが、手筒花火に点火した瞬間から暖かくなって来て、思わず点火者に
「あったかいすねー」って言っちゃいました。
これを抱えたらさぞかし暖かろうと思ったんですが、当然直接火の粉が当たる熱さ(痛さ?)は違います。寒いのに熱いとかちょっと理不尽です。
さすがに見上げることはできませんでしたが、筒口は肩越しにチラチラ覗いて(火の根元はこんな風に見えてたのかー)とかVRのエフェクト的になかなか参考になり、VR手筒花火を始めてからは一度も本物を揚げていなかったのでいいフィードバックになりました。
「おまつり」に参加することになると、始まる前は会所開き、竹取り、寄付集め、縄巻き、仕掛け花火作り、直前には火薬込めなど、炎の祭典で揚げることも考えると二ヶ月近く前からいろんな準備が必要になって来るんですが、トラビレオープン以来忙しくなって全く参加できず…
その後、なんだかんだあって4年くらい前からVR手筒花火をあちこちで出展する機会をいただきまして、それ以来VRを通して東三河の観光PRとして手筒花火の啓蒙活動をしてたりしてるんですが、本物の手筒花火からしばらく離れていると手筒花火やその臨場感の説明の説得力に欠けてきている気がしてきて、またいつかは揚げねばいかんなあと思っておりました。
今回は、おまつり関係者にもトラビレ関係者にもいろんな迷惑をかけながらなんとか参加しましたが、来年以降も参加できるかというと全くわかりません。だけどもし、手筒を揚げることに興味があればおまつり関係者を紹介しますのでいつでもトラビレ(シバタ)までご相談ください。